どもでーす。介護士こらそんですっ!
今日は、介護あるあるをお話ししようと思う
ので他業種の方はわかりずらいかも知れません
がよろしくお願いしますm(_ _)m

介護現場では、リスクマネジメントを考えて
普段、仕事をしていますよね。
あちらの利用者様は足元がフラつきやすいから
転倒のリスクに気をつけてねとか、
こちらの利用者様は、嚥下状態が悪いから
誤嚥のリスクに気をつけてなど介護現場には
様々なリスクがあります。
その利用者様に起こるであろうリスクを考える
ことは良い事なのですが…
こらそん的には、介護士の皆さんに
是非問いたいです。
「リスクが目的になっていませんか?」と

確かに転倒のリスクがあるから危ないとか、
誤嚥のリスクがあるから怖いなどその先の予測
を考えればわかります。
・転倒のリスク→転倒→骨折などの怪我
・誤嚥のリスク→食事が詰まってしまう→誤嚥
でも、本当にこれだけでしょうか?
怖いのは、転倒して骨折や怪我をすることや
食事を食べてる最中にむせて誤嚥になり誤嚥性
肺炎になることだけでしょうか?

私は違うと思います。
確かに骨折や怪我、誤嚥性肺炎も怖いですし、
あってはならない事だとは思います。
しかし、事故を未然に防ぐためにその前の事
(リスクを予測する事)も大切ですが、それと
同じ位にその後(起きてしまった事)も考える
必要性があると私は思います。

例えば、転倒のリスクで考えるなら
転倒し怪我する事が問題ではなく、転倒し怪我
をする事による本人のADLの低下とQOLの
低下がそもそもの問題だと思うのです。
あくまで転倒を防ぐことが目的ではなく
利用者様本人のADLとQOLの低下を防ぐこと
が本来の目的だと私は思います。
なので、転倒のリスクを予防すると言うことは
あくまで手段であって目的ではないと言うこと
です。

あまりにリスクにばかり気をとられると
本来の目的を見失いやすくなるので、
気をつけて欲しいなあと思うこらそんでした。